2月に72歳の女が運転する車が暴走し、大学生2人が死傷する事故があった福島県のJR鏡石駅前で、事故防止に向けた対策工事が行われました
阿部正輝記者「ロータリーの出口と書かれた奥の白線。今までは道路の真ん中ほどまでしか引かれていませんでしたが、今回改めて道の端から端まで引き直されています」
2月15日、JR鏡石駅前で鏡石町のパート従業員の女(72)が運転する車が暴走し、男子大学生1人が死亡、女子大学生1人が重傷を負いました。
事故を受けて、再発防止のために行われた緊急対策工事。21日は区画線の整備が行われ、ロータリーの出口をより強調するため、道幅の半分までしか引かれていなかった白線を延長しました。また、駅前のロータリーの出口から誤って車が進入しないよう、交差点に直進ができないことを知らせる道路標識などを新たに設けました
鏡石町総務課・常松忠央副課長「警察などと事故の点検を行い、このような対策を行った。今後このような事故が発生しないよう、交通安全対策に努めていきたい」
町は26日にも工事を行い、ロータリーの一方通行を強調する看板なども設置する予定で、再発防止に向けた対策を進めることにしています。