21日朝、関東で震度5弱、山梨県内で震度3を観測する地震がありました。
防災の専門家は、住宅の耐震化や家具の固定など備えの大切さを呼びかけました。

気象庁によりますと21日午前9時8分ごろ、茨城県南部を震源とする強い地震があり、栃木県と埼玉県で震度5弱を観測しました。

県内では富士川町と富士河口湖町で震度3、その他の広い範囲で震度2を観測しました。

山梨大学 秦康範准教授:
「地震への備えを怠るなという警告だと受け止めてもらいたい」

警鐘を鳴らすのは、地域防災などを専門としている山梨大学の秦康範准教授です。

21日は北杜市白州町で防災に関するセミナーが行われ、約140人が参加しました。


講演で秦准教授は、阪神淡路大震災で救助された人のうち、4分の3以上の人が近隣の住民に救助されていることから、大きな災害が発生したときは自分の身は自分で守り地域で支え合う、自助・共助が重要だと述べました。

また1月に起きた能登半島地震では、亡くなった人の8割が建物の倒壊が原因だったとして、住宅の耐震化や家具の固定が命を守ることにつながると話しました。



山梨大学 秦康範准教授:
「南海トラフ地震は今世紀半ばまでには起きる可能性があると言われていて、県内の被害もかなり大きくなる。命を守る視点では、耐震化・家具の固定・初期消火を徹底する、この3つが最重要。(県内は)外からの支援がなかなか来ないことが考えられるので、1週間分くらいの食料や飲料水が必要になる」

秦准教授はあらためて、災害への備えの大切さを呼びかけました。














