スマホで決済契約できる商品購入やサービスに注意
スマホのトラブルを防ぐために家庭ではどんな工夫をしているのか、長崎市内で話しを聞きました。

40代市民(子どもが中2のときスマホを購入):
「買う時に決めておくんですよ。(ゲームに)課金しない。勝手に買い物しちゃだめとか。破ったら(スマホを)返してもらうからとか」

40代市民(小5の子どもがスマホを所持):
「修学旅行で東京でSuicaを使わないといけないとなって、携帯に入れるのにクレジットを登録しないといけなかったんですよ。解除はしたんですけど。(解除)し忘れてたら、ずっと多分色んなところで(子どもに)使われますよね。お金のこととか携帯のこととか、考えて、伝えるようにはしてるんですけど」
【平】今年度の上半期(4~9月)に、県の消費生活センターに寄せられた20歳未満の人からの相談内容です。

4位は「化粧品・健康食品の定期購入」です。初回無料だと思っていたら『定期購入』が条件となっていて高額請求されるトラブルです。
同じく4位は『エステや美容医療』などで、無料体験をした後に定期コースを契約させられるケースです。
3位は「簡単に儲かる」といううたい文句で勧誘する『SNSきっかけの儲け話』です。
そして1位は「オンラインゲームの課金」です。ゲームにはまって、アイテム購入などで次々に課金してしまったということです。初めは無料ゲームだったからというケースが多いそうです。
そして同じく1位となったのは「音楽・映像などの配信サービス」です。こちらは定額サービスを親に無断で登録してしまったというケースです。
【豊】どちらもスマホで手軽に契約できるという点で共通していますね。

【平】はい。県内でも、20歳未満のオンラインゲームの課金に関する相談件数は増加していて、県消費生活センターには、昨年度は17件、今年度は上半期(4~9月)で10件の相談が寄せられています。