街の回遊性向上や人手不足解消が期待される取り組みです。宮崎市で車の運転を請け負う新しいサービスが始まりました。
(垣内沙耶記者)「きょうから始まった運転請負サービス。ドライバーを呼ぶと、自転車で駆けつけてくれるんです。」

沖縄県のベンチャー企業「Alpaca・Lab(アルパカラボ)」が19日から提供を始めた「AIRCLEONE(エアクルワン)」。
アプリで予約をすると運転手が電動自転車でかけつけ利用客を目的地へ送り届けてくれる運転請負サービスです。

このサービスの特徴は運転代行とは違い、代行業者やタクシーの運転手に求められる第二種運転免許が必要ないこと。

また代行業者は2人の運転手で対応しますがこのサービスは1人で対応できるため人手不足の解消につながると期待されています。
(青島エリアを担当・MiyaFaM・恒吉浩之 代表)「昔から青島にいると、タクシー来てくれないっていうのは本当に課題としてずっと上がっていて解決策が何もなかったんですよ。なんだけどこれを仕組みを使えばもしかしたらってのがあるので、それをとりあえずやってみる」
利用できるのは青島エリアと宮崎市中心部のニシタチエリアで午後8時から午前2時までとなっています。
(Alpaca・Lab・棚原生磨 代表取締役)「9時を過ぎた後の人の移動、そこの飲酒体験において、やはり帰る手段、移動する手段がないっていうところに大きな課題があるというふうに認識しています。そこに補完的役割として、運転代行請負が活躍してほしいと思ってます。」

Alpaca・Labでは各エリアに1人ずつの運転手を配置していますが将来的にはドライバーを増やし青島とニシタチの回遊性向上を図りたいとしています。