長野市内で子ども食堂を運営する3つの団体に、今後5年間、毎年200万円の支援金が贈られることになりました。

寄付をするのは、2023年4月に発足した「長野ガイア応援団KID(キッド)」で、長野青年会議所のOBなど、地元経済界を中心におよそ250の個人や企業が賛同しています。

応援団は「いのちの電話」や「子ども食堂」など、子どもや若者をサポートしている団体を金銭的に支援していて、2月までに合わせて453件・1080万円余りの寄付が集まりました。

今回は、「子ども食堂」について、市内3つの団体に、毎年200万円を5年間寄付することが決まりました。

特別非営利活動法人にっこりひろば 岡宮真理(おかみや・まり)理事長:
「(ボランティアスタッフの)ガソリン代も高騰しているので、少しでも充てられれば。活動する環境を整えることで、子どもたちがより安心安全に感じて過ごしてもらえると思う」

長野ガイア応援団KID 加藤久雄(かとう・ひさお)団長:
「毎日食事をすることが大事だから、とりあえず5年間だが、基本的にはもっと長くずっと引き続きやっていきたい」

期間は2029年までの予定で、3年目には中間評価を行うことにしています。