卒業アルバムの“別窓扱い”は消滅? “目つぶり”今は合成で修正可能

卒業写真でおなじみといえば「集合写真」。欠席をして“別窓扱い”になったことはありませんか?これが現代では消滅しているということです。

事前に欠席がわかっている場合、その人のスペースだけ空けて写真撮影をします。そして別の日に欠席した人だけで写真を撮り、合成します。既に7~8割の学校で行っているということです。

そしてもう1つ、写真を撮ると目をつぶってしまいませんか。

今、“目つぶり”は合成で修正が可能だということです。別の写真と目元を差し替えて修正します。

39年前の“修正”はどうしていたのでしょうか。幼稚園の卒園アルバムの撮影で目をつぶってしまった高原寛徳さんに、ある写真を提供してもらいました。

集合写真の撮影時に目をつぶってしまったのですが、それを職人さんがネガに細いペンで目を書いて修正してくれたそうです。目をつぶってしまったこの写真、高原さんは「なんか自分だけど自分じゃないみたいだな」と思ったということです。