引退を決めた理由は…?
【雪印メグミルク 清水礼留飛選手】
「世界で戦うために、このレベルではもう、僕は厳しいのかなって、心の底から思ったっていうのが一番大きかったかな」

一番印象に残っているのは、夢を叶えた大舞台での記憶です。
「オリンピックでメダルを獲得したその瞬間に、小さい頃からの夢が叶ったっていう、そういう充実感…。一番インパクトが大きかったかなと」
清水礼留飛選手は、2014年のソチオリンピックスキージャンプ男子団体で銅メダルを獲得。新潟県出身選手初の冬季オリンピックメダリストの一人となったのは20歳のとき。しかしその後は結果が出ず、苦しい時期を経験しました。
「調子の上がらないとき、新潟県民や妙高市民の方に、『いやまだいける』『また強いレルヒ選手を応援してます』って言われたときは、…特に…頑張れたかな」

故郷の声が支えになったと、涙ながらに話しました。