そして、現役最後となるジャンプ台へ…

現在30歳のオリンピックメダリスト・清水礼留飛選手最後の飛翔を、愛娘たちも見守りました。

【雪印メグミルク 清水礼留飛選手】
「ちっちゃいこと考えないで、本能のままに、最後は飛びたいなと思います」

1本目は大きなミスなくまとめて119m。

そしてラストジャンプとなる2本目―

夜空に描いたのは、K点越えとなる124mの大ジャンプ。
現役生活にピリオドを打つこの大会を2位で終え、有終の美を飾りました。

「遊びで始めたスキーが、多くの方々の支えにより、夢まで叶えることができ…。本当に幸せなスキー人生でした」

鳥のように空を満喫できた幸せな時間を過ごせたという清水選手。
今後の第2の人生は、所属先の営業職で羽ばたく予定です。

「いつか僕が生きてるうちに、新潟出身の選手が金メダルを取るっていう夢を見させてもらいたいっていう思いがある。その夢を後輩たちに託したいと思います」