大分市のフラワーショップ「ピースガーデン」。地元産や九州産にこだわって季節の花を仕入れています。ここでも、菊の花が春の花々と並んで店内を彩っています。
この店で取り扱っているピンポン菊は丸い形がピンポン玉に似ていることから名づけられました。花弁が大きく、ゴージャスで華やかなデコラ咲きと呼ばれる特殊菊。それに、スプレー菊を扱っています。すべて県内で生産されたもので、年々色や形が豊富になってきているといいます。
ピーズガーデンでは菊の花も、洋花と同じように利用。花束の主役にしたり、アクセントとして活用したりしています。その最大の魅力を伺いました。

(大野真琴代表)「普通の花で、持ちは1週間2週間といわれているが、菊の場合1か月ほどです。持ちがいいお花を探しているお客さんが多いので、菊だけを買っていかれる方もいる」
1か月という花持ちの良さが魅力の菊の花は、普段使いにもぴったりです。
(大野真琴代表)「葉物と組まれると、菊だけを飾っても全然、仏花用の花には見えないのでよく出ている」
洋菊の一部は、黄金の花と言う意味を持つ「マム」と呼ばれるようになり、「菊の花」は、今や仏事用の花のイメージから脱却しつつあるようです、今後、様々なシーンで目にする機会が増えそうです。