実際の試合を想定して入念に準備 甲子園のマウンドの感想は?

 13日、初出場の耐久(和歌山)が、クッションボールの処理や、送球がそれた際の連携の確認、風の中でのフライ捕球といった甲子園で起こりうる様々な守備の場面を想定して入念に準備を行いました。そうした中、バッティング練習を中心にスピーディーな動きを見せたのが、翌日の14日に練習を行った甲子園に連続して出場している強豪校の選手たち。

 強力打線に加えて、140キロ以上の速球をマークする複数の投手を擁する大阪桐蔭(大阪)は、自慢の投手陣が実際に甲子園のマウンドからバッター相手にピッチング。エースの平嶋桂知投手が「冬の間、下半身を強化して、課題だったコントロールを修正してきた。甲子園のマウンドでもいい感触で投げることができた」と手ごたえを口にすると、注目の1年生(新2年生)で身長189cmの大型右腕・森陽樹投手も「甲子園のマウンドは投げやすかった。大会ではあっと言わせるピッチングをしたい」と自信をのぞかせました。