「寿退社」の認識には世代でギャップ 意味を知らない人も?
山内キャスター:
TBS社内のほうがずっと多いですね。

ただ、結婚してやめるという意味では“寿退社”にもあたるというふうにもいえますよね。
寿退社という言葉は「結婚を機に仕事をやめること」。これに対しても、世代間でずいぶんと感じ方が違うようです。Nスタで調べました。

まず、実際に寿退社をした56歳の女性は、当時は寿退社が当たり前で、結婚しても仕事を続けると“お局様”扱いになったので、結婚して会社をやめるときにほっとしたそうです。「よかった、お局にならなくて済んだ」ということですね。
30代の女性は「あまり良いイメージではない。結婚したらやめるというところにしばりを感じる」とのこと。
また、20代の「良いイメージ。親が寿退社だったので、自分も憧れがある」という意見もありました。

さらには「寿退社、聞いたことはあるけど意味を知らない」という方もいたんです。どういう意味だと思った?と聞くと、「寿は『米寿』などの長寿祝いで使うので、定年退職という意味だと思った」。むしろ“とんち”がきいていて、新しい寿退社かもしれないなと思いました。