長野市の中山間地域にある信更(しんこう)地区の小学校で15日、最後の卒業式と閉校式が行われました。

長野市の信更小学校。

「最後の日」はサプライズから始まりました。


黒板を埋め尽くしていたのは1年生から6年生、全校児童15人の似顔絵。

保護者が14日の放課後、こっそりと描いたそうです。

最後の卒業生となったのは女子2人、男子1人の合わせて3人。

信更小は2校が統合して2016年に発足。

しかし児童数は8年で3分の1近くに減少し、今年度末で閉校します。

在校生:
「今まで私たちを支えてくださり、ありがとうございました」

この1年、通常の学校活動や閉校に向けた行事などで6年生がリーダーシップをとり、全校の結束もさらに強まりました。

歌:
「ありがとう~を抱きしめて~」


3人の卒業生も、友だちや先生などへの感謝を歌に込めました。

卒業生 庭山惺佳さん:
「あきらめずに努力できる人になりたいです」

卒業生 小林栗守さん:
「先生方、地域の皆さん、これまで支えてくれてありがとうございます」

卒業生 唐木結愛さん:
「先生と出会えて本当に良かったです。2年間担任をしてくれて本当にありがとうございました」

最後の学活では・・・。


担任 安藤光輝先生:
「3人と話をしているときがものすごく楽しかったです」
「何とかやり切る力だとか、そういう姿を見ることができて、先生は幸せだったなと思います」

最後に閉校式が行われ、校長が学校の旗を市の教育委員会に返還しました。


前身となる学校を含めると、明治6年から150年余りの歴史を刻んできた長野市信更地区の小学校。

閉校記念の石碑の除幕にあわせて、子どもたちと地域の住民が色とりどりの風船を青空に飛ばしました。

卒業生 唐木結愛さん:
「信更小はほんとに家みたいな感じで」
「さっきまで寂しかったけど、風船を飛ばしたら、ありがとうという気持ちになりました」

卒業生は中学へ、1年から5年の12人の児童も新学期からは周辺の3つの小学校に分かれ出会いの春を迎えます。