■全国のファンへ感謝をこめて、最後の収穫・・・

厳しい道のりを支えてきたのは、全国各地のファンでした。

相野釜ハウス園芸組合 宍戸繁組合長:
「部屋中匂って、とてもいい香りです。どうもありがとうって、電話よこした。皆さんのお力添えによって、今日までやってこれたんじゃないかな」

宍戸組合長


最後まで丁寧に…。思いを込めて、メロンの箱詰めです。

メンバーの女性:「感謝、感謝。皆さんに感謝ですよ」


震災から11年。岩沼のクールボジャの生産は惜しまれつつその幕をおろしました。


生産組合はここまで培ってきた技術や知識を何とか継承したいとして、栽培を引き継げる団体などを探しているとのことでした。幻の味が引き継がれることを願っています。