ワクチンの副反応「かかったときの重症化・死亡リスクと比べたら格段に少ない」

熊崎キャスター:
新型コロナウイルスのときもありましたが、ワクチンの副反応はどうなのか、この点にも疑問の声があります。

SNSでの疑問の声
「はしかワクチン、副反応重めとかないのだろうか。今まで予防接種で副反応が出まくりだったから心配」

伊藤先生、副反応についてはいかがでしょうか。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
はしかワクチンの副作用(副反応)は、基本的に頻度が少ないです。

もちろん副作用(副反応)が全くないワクチンはないです。局所の疼痛、発赤、腫脹、発熱はありますが、軽度のことが多いです。

稀に心膜炎や脳炎という場合もありますけど、(はしかに)かかったときの重症化や死亡のリスクと比べたら格段に少ないので、安全性は高く、痛みも比較的少ないワクチンなので、そこまで心配しなくてもいいと思います。

ホランキャスター:
人によって違うというのは大前提なんですが、私はおそらく大学生のときに2回目を打ったことがあるんです。

新型コロナウイルスのワクチンも経験した上で考えると、打った後、何か副反応が出たという記憶もないので、ワクチンによって違うんだというふうに思います。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
打った後の痛みが一番少ないのは、一番軽いと思います。小さいお子さんでもそんなに泣かないという印象です。

井上キャスター:
ワクチンに関して、国としては量は十分あるとしていますが、現場では少しなくなりつつあるという情報も出てきている段階です。