ワクチン接種 24~50歳は1回 51歳以上は未接種の可能性

熊崎キャスター:
ワクチン接種は必要なのか、様々な疑問の声があります。
SNSでの疑問の声
「はしかワクチン1回打ってる。2回目必要なのかな」
SNSでの疑問の声
「子どものころにかかった。まだ免疫ってあるのかな?」
SNSでの疑問の声
「回数わからない場合に打って、計3回になったらダメ?」
こういう声について、伊藤先生、いかがでしょうか。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
まずは1回打つことが大切ですが、基本的には2回接種が必要です。
1回打っただけだと、必ず十分な抗体価がつくわけではないんです。約95%と言われていますが、残りの5%の人は、打ったつもりになっていて、十分抗体価がついてないこともあります。長い歳月を経ると抗体価が落ちてきて、結局感染してしまうこともあります。
ホランキャスター:
(長期的に見ると)2回でも抗体価が落ちてきてしまうのですか。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
2回打った場合は、かなり長期にわたり、高い抗体価が維持できる可能性が高いです。やはり2回接種が望まれるということですね。
田中ウルヴェ京さん:
私の記憶では1回打った気がするんですけど、接種回数は年齢によって違うんでしたっけ?

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
▼おおよそ24~50歳までの方は、1回接種の可能性が高いです(特例措置対象者をのぞく)。▼そして51歳以上の方は、1回も打ってない、もしくは既に感染してる人の可能性が高いです。
ホランキャスター:
ちなみに3回になってもいいんですか?
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長:
3回になっても基本的には問題ないんですが、現在ワクチンの供給も少し不安定なところもあります。
冷静な対処で、場合によっては抗体検査をして確認をすることは大事になってくると思います。