地平さんに空からしっかりほめてもらえるようにまちづくりを
地平の映画が完成したことを受けて、13日、ニシタチの飲食店経営者などを集めた特別上映会が開かれました。

映画では「台湾での地平」、「小説家としての地平」、そして「宮崎での地平」の様子が関係者の証言とともに描かれています。


(映画から「向かいに当時を知る人が 昭和8年生まれ 日髙満州代さん」)
「20歳ぐらいのときにここにお嫁に来たんですよ。それからのお付き合い。『こんにちは」とか『お天気がいいですね」とか、そんな話を奥様とはしていたんですよね。だから、地平さんは庭が広かったから、庭を散歩されているところをちらっと見るぐらいで・・・」


宮崎、そしてニシタチとも深い関わりがあるものの、広くは知られていない中村地平。映画では、その生き様を詳しく知ることができます。

(映画を見た感想)
「この方がいらっしゃるのを初めて知りました。すばらしいなと思って、関心して見ておりました」
「我々もニシタチの人間として(地平を)スクープアップしていきたいなと思っております」
「(地平の家があった場所は)今はダイヤモンドビルになってるわけですから、歴史がわかっていいじゃないですか」

映画は、ニシタチでまちづくりを進める人たちにとっても大きな刺激になったようです。
(ニシタチまちづくり協同組合 齋藤友亮理事長)
「これからの宮崎にとっても、また、ニシタチにとってもすごく背中を押してくれる方だと思うので、地平さんに空からしっかりほめてもらえるようにまちづくりをやっていきたいなと思います」

(小松孝英監督)
「市制100周年で、この100年の歴史を中村地平と一緒に振り返ってみたり、宮崎でも素晴らしい歴史と素晴らしい人たちがいたっていうことを知ってほしいです」

