1日30人の看護師を面接…それでも足りず

 コロナ医療を支えている看護師。しかし、その数は足りなくなっています。宿泊療養施設に看護師を派遣している大阪府看護協会で行われているのが、看護師の採用面接です。

 (面接に来た看護師)
 「病棟内でコロナが発生した場合は、そのような対応は少ししておりました」

 1日30人ほどを面接して順次採用していますが、それでも足りないというのです。

 (大阪府看護協会 弘川摩子会長)
 「毎日面接をしているんですけど、このスピードに追いつかない状況でずっと不足になっています。施設を増やすためには、看護師が確保できないと施設が開設できないという、そういう状況なんですね」

 面接に来ていた看護師に話を聞きました。

 (宿泊療養施設で勤務予定の看護師)
 「きょう面接があったんですけど、あしたから勤務させていただきます。コロナの拡大によって医療ひっ迫が問題視されているので、少しでも自分が役立てることがあったらなと思って」

 再びの感染拡大の中、医療従事者の不足がまたも起きています。