■自宅療養者が過去最多に 埼玉県では抗原検査キットを無料配布

南波キャスター:
東京の例では、自宅療養者のピークは第6波でした。それが7月22日に12万623人で過去最多、7月24日も11万2914人。そして、入院や療養など調整している方も24日に9万5021人で過去最多になりました。

実際、町では“発熱外来”も先週の金曜日(7月22日)は長蛇の列で約150人。“抗原検査キット”について、SNS上では「セルフチェックしようにも検査キットは市内どこも売り切れ」「検査キットは売り切れだし病院は休みだしもう世も末だわ」という声もありました。

そんな中、埼玉では7月20日から8月15日まで「抗原検査キットの無料配布」を行っています。


【条件】=無症状の人は対象外
▼埼玉県在住者など▼50歳未満▼基礎疾患がないなど重症化リスクがない

重症化リスクが高い方は病院で診てもらい、そうではない方は抗原検査キットを利用してもらうというのが狙いだそうです。

【配布方法】期間中1人1個まで
▼WEBから申請→県が郵送▼上限は1日2000人まで(7月29日まで)▼申請から2日前後で届く

埼玉県担当者
「2000人の枠は連日午前中には埋まってしまう。不安な人も多くいると思うので希望者に確実にお届けしたい」

ホランキャスター:
寺嶋さん、病院での検査状況はどのような状態ですか?

寺嶋医師:
診断用にはPCR検査を用いていますが、濃厚接触者となった医療従事者のその日の勤務のためには抗原検査キットを使っています。幸い滞りなくできています。

井上キャスター:
薬などについてはどんな状況ですか?

寺嶋医師:
以前よりも院内に置いておく飲み薬のストックが豊富に使えるようになったので、使いやすくはなってますが、金曜・土曜に入院が多く入ったり救急外来で診断される人が多いと、日曜の夜には、なかなか次が無いという状況にもなっています。