ワクチン接種状況は世代で違う…免疫の獲得には2回接種を!
ホラン千秋キャスター:
国内では2024年に入ってから11人の感染を確認ということでしたが、予防接種などをしていない場合、学校などは心配な保護者の方が多いのかなと感じます。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
まだそこまで日本では広がっていないということですが、学校や幼稚園、人が集まるところで広がり始めたらちょっと止められなくなっていきそうだという心配はありますよね。
日比麻音子キャスター:
ワクチン接種に関しては世代で状況が違うんですよね?

南波キャスター:
ワクチンの接種状況は、1972年10月1日を境にした51歳以上の人は「未接種」の可能性があります。
一方で51~23歳の人は、1回接種で免疫が獲得できるとされていたので、1回接種の人が多い。
そして2000年4月2日以降は、ワクチン接種2回で免疫を獲得と変わったので、23歳以下の皆さんは2回接種を終えている可能性が高いということです。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長は「ワクチンの抗体価は30年ほどで下がるとされている」と話していて、30~40代ぐらいの世代はもう免疫が落ちている可能性があり、注意が必要だとしています。
抗体検査は5000~1万円程度で受けることができます。ワクチン接種も1回1万円前後で受けることができるということです。疑わしい症状が出た場合には、受診方法などを医療機関に相談してください。
ホランキャスター:
潜伏期間が長いため、気づかない間に感染してしまうということもある感染症です。少しの変化にしっかりと目を向けてほしいと思います。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
まさに我々世代がちょうど1回しかワクチンを打っていない世代ですので、注意が必要です。妊婦の方はすごく気持ち的にもデリケートになっている時期だと思うので、人にうつさないようにしていきたいなと思います。