「虎舞をきっかけに震災を思い出して“備え”につながったら」
道具を作り直したり、他の虎舞の団体から譲り受けたりして活動をすぐに再開。被災者を勇気づけました。いはらさんら、関西のダンサーたちから“自分たちも虎舞を演じたい”という話をもらった時、戸惑いもあったものの、虎舞を通じて記憶の風化に抗えるのではないかと思ったといいます。
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(菊池忠彦さん)「関西の方々がこの虎舞を見た時に、“これは何なの?”“岩手県の三陸に伝わる郷土芸能らしいよ”“三陸といったら東日本大震災で被害の大きかったところでしょ”と、そこで震災とか津波とかそういう部分を思い出していただいて、備えなきゃいけないよね、という所につながっていってもらえたらいいなという思いはすごくあったんですよね」
いはらさんが神戸で虎舞を続けるその根源は“楽しさ”であり、観る人を楽しませたい思いです。けれども、災害の記憶、災害を乗り越えた記憶を郷土芸能を通じてつないでいることも、自覚しています。
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(いはらみくさん)「(震災の記憶を)絶対に忘れないように、こっちでも取り組もうというのはすごく思っていて、時間とともに風化してしまうものはあるんですけど、そういった初心は絶対に忘れないようにしようと思いながら、ずっと活動自体は続けています」














