偽ブランド品を買った場合、法律ではどうなる?

偽ブランド品を買った場合、法律的にどのような対応になっていくのか、永沼よう子弁理士に伺いました。

国内で買った場合(販売店、フリマサイトなど)、偽物と知っていても知らなかったとしても、罪には問われません。ただし、他人に売ったり転売目的で買ったりすると、「商標法違反」になるということです。

海外で買った場合(日本に持ち帰る場合)、偽物と知っている場合は、「関税法違反」になり、罰金などがあります。一方で、偽物と知らなかった場合でも、「関税法違反」になります。故意でなければ罰金などはなしということになりますが、いずれも没収されるということです。

買うときの注意点を伺うと、「“本物”の見極めが難しい商品の購入取引は避けるべき。見極めができる鑑定士のいるお店や正規ルートで購入を」と話していました。

井上キャスター:
9割ほどが中国からということです。もちろん法律やルールの枠組みをしっかりするというところはありますが、一つ一つの情報をどう取って、自分の身をどう守るかというところに尽きる気はします。

産婦人科医 宋美玄さん:
ブランドに関しては正規店で買うのが一番安全かなと思うので、ちょっと怪しいルートのところでは(買うことは避けて)ね。買ってしまったら何か犯罪になるかもしれないということで、(気持ちを)引き締めていきたいですよね。