公私ともに“ドラゴンつながり”か

日比麻音子キャスター(30):
鳥山先生なしでは、今の漫画界や日本のカルチャーはなかったのではないか、と言ってもいいくらいに、大きな存在でいらっしゃったことを改めて感じています。

産婦人科医 宋美玄さん(48):
私はちょうど「アラレちゃん」世代で、もちろんストーリーも面白いんですけど、1人1人のキャラクターがものすごく立っていますよね。学校でも真似をしたり、少し下の世代だと「ドラゴンボール」になると思います。
私の名字が「宋」(そん)なので、(主人公の名字の「孫」と同じ読みで)、妹は学校で“孫悟飯”(主人公の子どもの名前)といじられたりして、巻き込まれていたそうです。
日比キャスター(30):
そうでしたか。子どもたちの共通言語だったというわけですよね。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
世界中の子どもたちの共通言語でしたね。すごく寂しいですね。

井上貴博キャスター(39):
私はその下の世代で、「ドラゴンボール」ですね。最初は、西遊記のパロディーから始まって、あまり売れなかったと記憶しています。それが主人公・孫悟空を際立たせ売れていってたとも記憶しています。
みなさんおそらく、一人称を「オラ」と言ってみる時期が必ずありますよね。とりあえず「オラ」と。
鳥山明さんは、香港映画「燃えよドラゴン」(主演:ブルース・リー)が大好きだったそうです。そこはつながってるみたいですね。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
辰年に亡くなられたことに、ネット上ですごく意味を感じていらっしゃる方々がいて、そういう意味だったんですね。
井上キャスター(39):
(鳥山先生は)「中日ドラゴンズ」の大ファンでもあり、「ドラゴンクエスト」のお仕事もされて、“ドラゴンつながり”があるかもしれないですね。