様々な逸話 自宅近くに「鳥山ロード」 ファッションにも影響「アラレちゃんめがね」

日比キャスター(30):
68歳は、あまりに若いと思います。私は以前スポーツ界を取材していました。そのときに、アメリカの陸上でノア・ライルズ選手という方がいるんですが、ドラゴンボールが大好きで、『オラに元気をわけてくれ』のポーズを必ずする。
1997年生まれの選手なんですけれども、「そうやってドラゴンボールから力をもらって陸上を頑張ってるんだ」とおっしゃっていたのをすごく覚えています。
世界を問わず、国境を越えて、ジャンルを超えて、世代も超える存在だったというのを改めて、今ひしひしと感じるんですよね。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
まだ68歳ということで、これからも作品をまだ生み出してくださる世代だったのかなと思います。
井上キャスター(39):
様々な逸話も残されていますよね。有名な話ですが、名古屋でずっと生まれ育った方なので、売れた後に自治体側が出て行って欲しくない、引っ越しして欲しくないということで、鳥山さんの自宅近くに国道を作ったといわれている。
「これは“鳥山ロード”だ」「鳥山さんのために作ったんだ」という都市伝説がまことしやかに言われるほどだったそうです。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
でも本当に鳥山さんの家の近くに国道があるんですよね。そう言われてしまうくらいの影響力があるということですよね。

井上キャスター(39):
田中角栄さんでも似たような話があって、そのレベルに漫画家という方が肩を並べる。
しかも中東などで、「まず知ってる方はどなたですか?」と聞くと、「鳥山明。ドラゴンボールだ」という話になる。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
海外でも、ハロウィーンでかなり(コスプレで)着ているのを見ますね。
日比キャスター(30):
アラレちゃんでは「アラレちゃんめがね」と言って、ファッションにも影響がある。アラレちゃん世代の宋さんはいかがですか。
産婦人科医 宋美玄さん(48):
アラレちゃんの真似をして「キーン」と走りましたね。
井上キャスター(39):
(アラレちゃんめがねも逸話があり)「『ウィットに富んだものを何か付け足したい』と言って、眼鏡をつけた」という話もあるそうです。