「展望台」や「外国語で注意喚起するスピーカー」で対策するが…

こうした状況に神社側も手をこまねいているわけではありません。3年前には、地域のボランティア団体の協力を得て展望台を建設。ここから鳥居全体の写真がきれいに撮れるようになりました。
(白鬚神社 高橋敬一宮司)「今となりましては高島市内で有数の利用数を誇るスポットになりました」
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また、3か国語の看板で外国人観光客にも横断の危険を呼びかけます。さらに、人が近づくと外国語で注意喚起の音声が流れるスピーカーも設置。ところが...
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(記者リポート)「ガードレールがない場所で写真を撮れるのはあそこだけだからでしょうか。道路を渡って写真を撮っています」
看板は目に入らなかったのでしょうか。話を聞くと…
(香港から訪れた人)「(Qあの看板は見た?)はい、とても危ない。(Qでも渡った?)いい写真が撮りたかったんだよ、だから渡ったんだ」
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なくならない危険な横断。“神社だけで対策するには限界がある”と、宮司の高橋さんは2022年4月、国や県に対策を要望しました。
(白鬚神社 高橋敬一宮司)「神社の方でも考えましたし、悩みました。ただこのままの状態ですと、以前と変わりなく横断される方がこれからもいらっしゃるかもしれないということで、神社としては参拝者・観光客の安全確保が第一と考えました」

そしてついに今年2月、新たな一手が。鳥居側の道に、より高さのある柵が新設されることになったのです。柵は高さ110cmあり、鳥居の前100mにわたって設置することで渡ろうとする人への抑止力になればという狙いです。
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約1週間の工事を経て、以前は70cmしかなかった木製の柵をひとまわり大きい鉄製のものに新調しました。景観は損ねてしまうものの、安全対策を優先させた苦渋の決断でした。














