障害のある人が一般の美術展に出品することがほとんどなかった16年前、富山県内の障害者アートへの見方を変えた1枚の絵があります。描いたのは富山県射水市の知的障害の男性で、ある難病を抱えています。

障害者アート支援工房 ココペリ 米田昌功代表:「いやびっくりしましたよ、この花がどんどん〇で埋まっていく時の感覚は」「すごいことが始まったと思って」

これは16年前、県内の美術界に衝撃を与えた作品、「フリーバード」です。

米田昌功さん:「もう誰も観たことない絵だから、絶対(公募展に)出した方がいいって」「障害者の美術っていうものの奥深さというか可能性に一歩踏み込むことができた、エポックな作品です」