Q.始球式を終えた気持ちは

徳野由子さん:
大勢の人がいて、緊張したけど、思いっきり自分の気持ちをキャッチャーに投げられたからよかったです。(打者に)ちょっと当てたくなくて逸れてしまったので、80点ぐらいですけど気持ちはこもって投げられたので良かったです。

扇瑠花さん:
たくさんの人がいて緊張したけど、しっかり想いがこもったボールをキャッチ出来たのでよかったです。

Q.
被災した時の状況はどうだった


徳野さん:
最近“水”が戻ってきて、やっとちょっと先が見えるようになって…もう被災した時は何も考えることができなくて、頭真っ白です。車の中で家族といました。びっくりしました。

扇さん:
家でみんなで家族で騒いでました。これから生きていく中であんな大きな地震に自分がなるなんて思ってなくて、びっくりしました。

Q.
野球との関わりは

徳野さん:
(野球は)チームプレーでみんなに元気や勇気を与える素晴らしいスポーツだと思います。グラウンドもぐちゃぐちゃでもう野球できないと思ったけど、みんなで集まって、また楽しい野球出来る日常に戻れるよって思い込んでいます。(中学生になっても)野球続けたいです。

扇さん:
練習はまだ出来ていないけど、家の前でキャッチボールぐらいなら、してます。みんなとまた会って、笑顔でいつも通りの元通りの生活に戻って野球をしたいです。

Q.
始球式に向けての準備はどのように…

徳野さん:
お父さんと一緒に、近くの駐車場でキャッチボールをしました。

扇さん:
放課後お兄ちゃんと一緒に家の前でキャッチボールをしました。

Q.
始球式前の練習ではどんな気持ちだったか

徳野さん:
緊張したけど、みんなで気持ちをちゃんと届けられるように練習を思い切って(練習)しました。

扇さん:
本番どうなるか、どんなボールが来るかもわからないけど、キャッチボールの練習を本番に向けて頑張りました。

Q.
野球への想いとは

徳野さん:
野球はみんなを楽しませる素晴らしいチームスポーツです。また地元が復旧したら、楽しい日常、楽しい野球ができている日常に戻りたいと戻りたいと思っています。

扇さん:
野球ではいろんな友達関係とかいろんなことが学べるし、野球で笑顔みんなを笑顔にできる力があるので、野球をこれからも続けたいです。

Q.
始球式に応募した経緯は…

徳野さん:
皆さんの地元の皆さんの元気づけや、支援してくれている、応援してくれている皆さんの感謝の気持ちを伝えたいと思って応募しました。自分が避難してた避難所で報告したらみんな泣いて喜んでくれてこっちも嬉しかったです。泣いて喜んでくれたから、もっと感動させてやるぞみたいな、元気づけたいなと思いました。

扇さん:
感謝を伝えたい人に感謝をしっかり伝えて、みんなを元気づけられるように頑張りました。(徳野さん)気持ちのこもったボールを受け止めて、嬉しかったし、なんかいろんな気持ちがこもってて自分も一緒に組んで応募してよかったなと思いました。