「やまがたStep!」のコーナーです。
きょうは、火災から多くの人の命を守るためにある取り組みを始めた、消防士に密着しました。
火をいち早く消し止めることと、もう一つ、重要なこととは?
消防士。火災や災害が起きた時、いち早く現場に駆け付け、消火、救急、救助などを行う救命のスペシャリストです。
「日本一の消防士を目指す」消防の道を選んだ理由は

消防士16年目、東根市消防本部の渡邉航生さんです。
消防士は、365日、24時間体制で日々の業務をこなしながら、厳しい訓練に取り組んでいます。
渡邉さんが消防の道を選んだ理由、それは。
消防士・渡邉航生さん「多分、父の死とか、お母さんの泣いている姿とか、いろいろ、運命的なものがあったのかなって」
渡邉さんが高校3年生の時、父親が46歳の若さで他界。
「命の尊さ」を知ったことが、渡邉さんの心を突き動かします。
消防士・渡邉航生さん「大切な人がいなくなる辛さを本当に知ったので、その時。何かそういう仕事に就きたいなと漠然とした思いがあった時に、タイミングよくテレビでそういう特集が流れて。消防士、いいなって」
「日本一の消防士を目指す」。
高校を卒業する時に誓った渡邉さんは、夢に向かって今、取り組んでいることがあります。