1日に、2日目の政倫審が行われ、安倍派幹部4人が出席しましたが、“キックバック復活”や経緯実態解明は進んだのでしょうか。
安倍氏の「肖像画」のもと政倫審 安倍派4幹部が出席

自民党麻生派 武藤容治 衆院議員
「この第5委員室は安倍晋三先生の肖像画もあるということで、何か因縁を感じますけれども」
西村氏の視線の先にあるのは安倍元総理の肖像画。議員在職25年を記念したもので、4年前、たまたまこの部屋に掲げられたものです。

肖像画が見下ろす中行われた2日目の政治倫理審査会。裏金問題をめぐって、安倍派の幹部4人が追及を受けました。
日本維新の会 青柳仁士 衆院議員
「この裏金作りは違法行為であるという認識をお持ちだということでよろしいですね」

松野博一 前官房長官(安倍派・1051万円不記載)
「それが収支報告書に計上されていないということは、政治資金規正法上の違法行為であると考えている」
日本維新の会 青柳仁士 衆院議員
「当時の事務総長として監督責任は感じますか」
松野博一 前官房長官
「それに関して事務総長の立場として知り得ないものであったと考えております」

高木毅 前国対委員長(安倍派1019万円不記載)
「どのような経緯で行われるようになったのかという点については私自身承知しておらず、かなり前から慣行的に行われていたとしか答えることができません」