鮮魚店のプロに聞く 食中毒を起こさないためのポイント

家庭でアニサキス食中毒を起こさないためのポイントを魚のプロを尋ねた。

(やまそう商店 仲村浩二店長)
「ここに、皆さんが言う、アニサキスが、内臓の表面についていますね」


アニサキスの多くは魚の内臓の表面に付着していることが多いため、内臓を取り除きしっかりと水で洗い流すことが大切だ。


実際にサバを三枚に卸してもらうと・・・
とぐろを巻いて内臓に付着しているアニサキスの幼虫を発見した。

赤丸内がアニサキスの幼虫


(やまそう商店・仲村浩二店長)
「こういった感じでいるから、(まな板は)しっかり洗い流さないと。ここに塊でいるので、ここ(おしりの部分を)に一番気を付けた方がいい。ここですね、この辺にたまる、ここをしっかり洗い流すという感じ」


さらに、アニサキスは日が経つと内臓から身の方に潜り込んでしまうため、一般の人では気が付かないこともあるそうだ。

そのため、家庭で調理する際は、加熱もしくは冷凍することが最も効果的だ。

(やまそう商店・仲村浩二店長)
「火を通してもらえればアニサキスは死にますので。あとは冷凍。ご家庭の冷凍庫だったら、2日間から冷凍して、注意して食べてもらえればと思います」



海の幸を安全に楽しむためにも、アニサキスの特徴や対処法をしっかりと学んでおきたいものだ。