イランを訪問した「プーチン大統領」狙いは?

(佐々木正明教授)
「様々な影響が出てきます。オセロの白が黒に変わって黒が白に変わるような現象がたくさん出てきている。その一つがこのロシアとイランの関係強化、核開発で反米制裁を受けているイラン、そしてロシアがさらに近づくと、結びつけるものはドローンなんですね。今のウクライナでドローンってのは非常に大きな役割で、ロシアの報道なんですけども、民生品、つまり我々が使うようなドローンが減っている。その理由はおそらくですが、ウクライナの戦場で使われてるんじゃないか、ということは言われております。そしてイランのドローンを買い始めるとなりますと、これは多分初めてだと思いますが、ロシアにですね、軍事的に支援している国ってのはなかったと思うんです。表向きは、裏ではやってるかもしれませんけども。イランがですねここで帰ってきますと、少し戦争の構図が変わってくる。そしてこのドローンはですね、戦場で効果を発揮してきますと戦況も変えかねない。つまりこういうことが、ますます起こってくる、長期化すると、予測しないことが起こってくるというのが今後の現状だと思う」
(2022年7月21日放送 MBS『よんチャンTV』より)














