
こちらは去年オープンした市川三郷町の「Nori'sBEER」です。


Nori'sBEER 代表 佐野則寛さん:
「市川三郷町はフルーツの栽培にも長けていまして、そのフルーツを使ったフルーツエールに特化しています」

地元で採れたブドウなど果物を使ったものを中心に6種類のビールを手掛けています。

西垣キャスター:
「すっきり!ブドウの甘み、酸味が後から追いかけてきますね。とっても飲みやすいビールです」

代表の佐野則寛さんは工務店を営んでいますが、仕事でアメリカに渡った際、広大なホップ畑に魅せられクラフトビールへの挑戦を決めました。

Nori'sBEER 代表 佐野則寛さん:
「迷いはなかったです、やるっていう」

佐野さんが使うのは色づきが悪かったり変形してしまったりした果物です。


佐野さん:
「農家さんは苦労して苦労して一年かけて作っているもの。それをちょっと傷がついたりとか穴が開いただけで商品価値が落ちてしまう。それをまた新たな商品に変えて価値を高めていきたいのが基本的な考え方」

ビール作りを通じたSDGsと地域のつながりを目指します。



佐野さん:
「近所の人たちが作ったフルーツを使って商品化していって、その人たちもまたここに集まっていただいて輪が広がっていくようなビールづくりをしていきたい」

Nori'sBEERの富士川町産のユズを使ったビールが全国コンテストで金賞を受賞しています。

それぞれの職人の情熱が注がれたクラフトビール。至極の一杯をご賞味あれ!