
「パックごはん」大手のサトウ食品によりますと、「サトウのごはん」の売上高は、1988年の販売開始から右肩上がりで伸びていて、2023年4月期の売上高は235億7000万円と、過去最高を記録。
パックごはんの売上高は、この10年間で約2倍に増えているといいます。
一方、米の消費量は、減少傾向にあります。
農林水産省によりますと、米の1人当たりの年間消費量は、ピーク時の1962年度は118キログラムでしたが、2022年度の消費量は、半分以下の51キログラムにまで減少しています。
米そのものの消費量は減っている一方で、パックごはんが躍進を続けているのは、なぜなのでしょうか。