「我慢しなくちゃいけない」住民らの想い

住民
「やっぱりそっち(能登)の方に目が行ってしまうから、(被害が)小さいところは…。奥能登の方大変なんだから我慢しなくちゃいけないっていう、生活できるだけでも家があるだけでも幸せなんだなって」

羽咋市の海側に位置する大川町。液状化の被害を受けたエリアです。

記者
「外見の被害は分かりにくいが、周りの地面が隆起した影響で立ち入り禁止の赤い紙が貼られています」

一見すると被害がないように見える住宅に貼られているのは「立ち入り危険」の赤い紙。そのほとんどが液状化による地盤の沈下によるものです。