能登半島地震で被災した奥能登の医師たちの支援につなげようと、27日夜、能登北部医師会と県の医師会との意見交換会が県庁で開かれました。
意見交換会は、県庁内に設けられた県医師会の災害対策本部で開かれ、奥能登の2市2町から21の医療機関が参加しました。オンラインで参加した医師からは今も避難所から通勤するスタッフがいたり、断水が続いている医療機関があったりといった現状についての報告のほか、精神的に疲弊したスタッフへの支援を求める意見などがあがっていました。県医師会の安田健二 会長は「これから先も長い支援がいると思った」と話していました。
県医師会では、来月以降も定期的に意見交換会を開いて医療現場の支援につなげたいとしています。