穏やかな一日となった5日の石川県内ですが、金沢市中心部の並木道では、紅葉が見頃を迎えています。秋の深まりを感じる一方で、ことしはちょっとした異変も見られます。
記者リポート「時折心地よい風が吹いている金沢市。葉は落ちはじめているものの通りにはまだ赤く色づいた木々が残っています」

金沢市広坂にある通称・アメリカ楓通りには、全長およそ250メートルにわたって50本ほどのアメリカ楓が赤く色づいています。
金沢の5日の最高気温は平年並みの18.2度と、この時期らしい秋の深まりを感じる1日となりました。
通りでは、観光客らが足を止めて紅葉を写真に収めるなど、散策を楽しむ姿が見られました。

埼玉からの観光客「きのうきょうといい天気に恵まれて結構寒いかなと思ったけど、涼しいくらいの気持ちいい気温」「町の景色自体がきれいなのでそこに紅葉があって、埼玉とは全然違ってきれいだなと思う」
ただ、夏の猛暑の影響も見られます。アメリカ楓を管理する県によりますと、一部の葉が紅葉を迎える前に落ちる現象が確認されたということです。
まちなかの紅葉は、11月下旬ごろまで楽しめそうです。














