おもちゃを買うお金で「体験」を…

中山さんは去年2月、富岡町でおもちゃのサブスクを展開する会社を設立し、現在は富岡町の「富岡わんぱくパーク」や浪江町の「道の駅なみえ」におもちゃを提供しています。

提供するのは、国内外のおもちゃ500種類。0歳から6歳までの幅広い年齢に対応しています。さらに、このサブスクにはおもちゃの提供だけでなく、修繕やクリーニングなども含まれています。

中山さん「けがをすることを最小限に抑えるために納品したいので、自分で(修繕などを)やりたい」

おもちゃは、生まれて初めて受ける教育の一つ。中山さんはコストを抑えられるサブスクで、教育の質が家庭の経済状況に左右されない仕組みを目指しています。

中山さん「(高価な)おもちゃをサブスクにすることによって、おもちゃを買わなくてよくなる。親から子へのプレゼントを『体験』にしてほしい。家族で焼肉を食べに行くとか、ディズニーランドに行くとか、旅行に行くとか」