コロナ禍で緊急事態宣言が出され、学校生活もストップする中、いち早くオンライン授業に対応した私立小学校への評価が上がったこと、

そして在宅ワークする親が、子どもの勉強に接する機会が増えたことも小学校受験の志願者を増やす要因になりました。

東京にある私立小学校の数は54校です。私立中学校の数は180校以上。数字の単純比較はできませんが、募集人数も少ないことを考えると、私立小学校受験は中学受験と比べて3倍どころではなく、さらに狭き門と考えられます。

アフタースクール完備、行事参加の強制無し…共働き世帯が注目する新しい私立小学校

私立小学校と言えば、特に共働き世帯にとって、諦めざるを得ない存在でした。

学校行事に親が参加することを求めることも多く、家庭にとって経済的負担だけでなく、時間的制約も大きいと考えられていたからです。

そんな時代に対応してお弁当から給食へ、アフタースクールや学童の完備、過度な行事参加を求めないなど柔軟な対応をアピールする私立小学校が急増。

葛西さんによれば、6割〜7割の学校が新しい時代の学校に生まれ変わったと言います。

その結果、小学校受験を考えたいという共働き世帯が増えることに繋がったそうです。

首都圏でいま注目される4つの人気小学校

そんな時代のニーズに合わせた小学校の中でも、特に人気の小学校を紹介します。