首都圏の場合、「受験」といえば「中学受験」を思い浮かべる方が多く、ほとんどの子どもは公立小学校に進学していました。
それがここ数年で、「小学校受験」に大きく流れが変わっているといいます。
20年以上にわたり、たくさんの有名小学校受験志望校合格者を輩出してきた知能育成と受験対策の幼児教室「チャイルド・ アイズ」の受験対策責任者であり、長年小学校受験を指導してきた、葛西香さんに話を聞きました。
コロナ前と後では志願者数は20%増
小学校受験が過熱したと言われる理由は数字にも見て取れます。
コロナ前、2019年の首都圏の私立小学校の志願者は21,653人だったところ、コロナ後、2022年の志願者は26,484人となり、20%増となりました。
その理由は2つあると言います。