ここだったら自分の学びが担保できる

延岡市の熊野江小学校
教育委員会の職員などが、教室のかたづけ作業にあたっていました。

(市教委職員)「ここが3年生の教室に・・」

ここに開設されるのが県内で初めてとなる「学びの多様化学校」です。
空き教室を活用し、隣接する南浦中学校の、分教室として、4月から授業が始まります。

(延岡市教育委員会・澤野幸司 教育長)「ここだったら自分の学びが担保できる進めることができる、そういった学びの入り口をもう1つ作ってあげた方が子どもたちにとってはいいのではないかと」

「学びの多様化学校」は学習指導要領にとらわれず、不登校状態にある生徒の実態に配慮して、特別な教育課程を編成することができます。南浦中学校の分教室では、各学年10人程度を予定。

授業時間数は770時間で、標準の1015時間と比較するとゆとりを持たせた時間割となっています。

そして特徴的なのが生徒それぞれが関心のあることに取り組めるプロジェクト学習です。
(延岡市教育委員会・澤野幸司教育長)「プロジェクト学習は自分がまず一番得意としていることをやる自分がやりたいことをやる。そのやりたいということをスタートにしながら進めていくですから子どもたちが学びを創っていく時間というふうなゴールが先に決まっているのではなくゴールは子どもたちが決めていく時間」