3連休初日の金曜日(23日)は、全国的に真冬の寒さとなり東京でも雪が降りました。連休中は変わりやすい天気となっていて晴れ間が見える日もありますが、日曜日(25日)からは再び雪や凍結などへの注意も必要です。

“極寒の3連休”初日 関東でも雪

3連休の初日、2月23日は真冬に逆戻りしたような寒さとなりました。街の人たちに話を聞いてみました。

20代男性
「冷凍室にいるみたいな、ひんやりした空気がめちゃめちゃ寒いです」
母と高校生の娘
「温度差激しいなって。この間まで半袖で大丈夫だったので体調管理に気をつけないと」
フィリピン人の実習生
「(半袖・短パンですが?)理由はないです。我慢してないです。(寒くない?)少し感じている。でも大丈夫」

東京・吉祥寺にあるラーメン店では、寒さも相まって客足が増え、急遽なくなりそうな食材を買い足す女性従業員の姿がありました。

ラーメン店 店長
予想外(いつもの)倍ぐらい出た」

全国的に厳しい寒さに見舞われた3連休の初日、気温がマイナス7.8度まで下がった札幌では、23日 午前9時までの24時間降雪量が45センチと、今シーズン最多となりました。

雪かきをする女性
「もうこんなに今年降るなんて、今の時期にね」

長野・山ノ内町にある地獄谷野猿公苑では、雪が降る中、観光客が温泉に入るサルに釘付けになっていました。

オーストラリアからの観光客
「サルがとてもかわいいわ。鞄に入れて連れて帰りたい」

関東地方でも雪が降りました。

東京都心は最高気温が4.0℃までしか上がらず、江東区の商店街にある、おでん屋さんには長い行列が出来ていました。

買い物客
「寒いので、きょうは絶対おでんにしようと決めていました」

今後の天気はどうなるのでしょうか?

森田正光 気象予報士
「24日は、ほぼ4日ぶり全国的に晴れるでしょう。ただ25日の関東は、夕方ごろから雨が降るでしょう。北部では雪の降る所がありそうです。2月5日のような大雪にはならないものの、気温が低いので(26日の朝にかけて)凍結の心配もあります」