桃山学院大学 西藤真一 教授
「典型的な地方に住んでいると、朝のラッシュは、もう本当にもう大混雑。同じ方向に向かって一方通行みたいな感じですね。ライドシェア提供者とライドシェア使いたいと思っている人とのタイミングがうまくマッチングするかどうか。ライドシェアが成功するかどうかっていうのは地方に関して言うとよく見極めないといけないなと思います」

実は、鳥取県内では、住民が自らの自家用車を活用している事例があります。
鳥取県智頭町で去年4月から始まった共助交通サービス「のりりん」です。
ドライバーは住民など約30人、シフト制でドライバーには謝礼が支給されています。町内のタクシー業者がすべて撤退したことから始まった取り組みで、観光客など町民以外も利用できるサービスとなっています。

地域の交通を持続可能な形で守ることができるのか。
事業者だけでなく地域総出で考える必要がありそうです。