日本で大人気の“焼きいも”。実は、世界でも人気なのです。中でも、タイでは一大ブームになっていて、店頭では行列も。背景には何が?解説です。
常夏のタイで焼きいもブーム 海外で独自の進化

南波雅俊キャスター:
タイには焼きいも専門店があり、1つ約800円するということです。タイでカオマンガイなどを食べるより高いのですが、それでも人気があるということです。
常夏ならではの“焼きいもシャーベット”や進化した“焼きいもスイーツ”も人気だということです。
派生した食べ方もあります。グリーンカレーの具材や、スパイシーサラダに焼きいもが使われることもあります。

このきっかけになった出来事が2019年、タイのバンコクに「DON DON DONKI」が出店されました。店頭で焼きいもを販売したところ非常に好評で広まっていったそうです。
タイでは1日の砂糖摂取量がWHO推奨の4倍で、3人に1人がいわゆる“メタボ”だということです。日本さつまいもアンバサダー協会の天谷窓太さんによると「焼きいもの自然な甘さがたっぷりで『罪悪感が少ない』と人気になった」と分析しています。