米子市では去年8月、意味性認知症を患っていた荒川泰子(当時59)さんが行方不明となり、夫の勉さんが行方を捜しています。

荒川泰子さん

18日、島根県出雲市内のスーパー付近で泰子さんらしき人を見かけたという新たな情報が勉さんのSNSに寄せられたということですが、泰子さんは現在も見つかっていません。

米子市ではこうした取り組みが、認知症の人などが行方不明になることの未然防止につながればとしています。

米子市長寿社会課 長門航志 主事
「こういった見守りのGPSの機器等を活用していただいて、認知症の人が安心して出かけられるような地域になればと思います」

米子市は3月には、QRコードを読み取ることで行方不明者の家族などと連絡を取ることができる「見守りシール」の交付も始める予定です。