宮城県の仙台医療圏4病院再編構想を巡り、県と仙台市の担当職員が地域医療への影響などについて22日から協議をはじめることになりました。

協議は、仙台市が2月9日に県に対し要請していたもので、22日、県庁で県の保健福祉部と仙台市の健康福祉局の職員が、主に救急や周産期医療、精神医療への影響などについて話し合う予定です。

村井知事が2021年9月に4病院再編構想を打ち出してから、県と仙台市の職員が正式な協議を行うのは初めてです。

4病院再編構想のうち基本合意した仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合については国が1月16日、「仙台市など関係自治体や地域住民の理解を得ること」を条件として財政支援や助言を優先的に行う「重点支援区域」に選定しています。