まだ未完成な部分も…“有害な内容”はブロック
良原キャスター:
ただ、まだ未完成な部分はあるようです。
例えば、「草地に囲まれた田舎の砂利道で5匹のハイイロオオカミの子どもがはしゃいで追いかけっこをしている」と文章を打ってできた動画では、オオカミの数が増えてしまいました。
また、「バスケットボールがリングをくぐり爆発する」と文章を打ってできた動画では、バスケットボールが爆発して、もう1個ボールが上から出てきて、さらにリングをすり抜けてしまいました。
現実ではあり得ないような動画が出来てしまいましたが、オープンAIによりますと、「空間に関する細かい指示に混乱」「原因から結果の理解ができない」などの可能性があるということです。まだまだ精度を高める必要があるということでした。

ただ、何でも動画にできるわけではなく、▼暴力的・性的など有害な内容や▼有名人の肖像・知的財産を侵害する内容については、文章指示の時点でブロックされます。

そして、本意ではなくても結果的にできた動画がこのようなものだった場合は、世の中に配信される前に配信できないようにするといった機能もあるようです。