溺れている人を見つけた時には
続いて指導したのは、溺れている人を見つけた時の対処法です。
実際の事故では、溺れた人を助けようとして水に入った人が溺れてしまい死亡する事例が多く発生しています。
溺れた人を助けるために水に入るのは危険ですが、ペットボトルやロープなどの道具があれば、浮き具の代わりとして使って救助することができます。

ペットボトルのほかにもクーラーボックスやバケツ、また、子どもたちが持っているランドセルも活用することができます。
(日本赤十字社宮崎県支部水上安全法指導員 清田 雅さん)
「溺れてる人を助けるというのは助ける側にとっても大変リスクがある行為になる。
まずは、少ない人数で助けるよりも大勢で救うことが大事なので、助けを呼ぶというのがまず大事になってくる。
119番通報、または海だったら118番通報して救助を呼ぶと」

楽しさの一方で危険もはらむ海や川でのレジャー。
存分に楽しむために万が一の対処法をしっかり学んでおく必要があります。
海や川での事故を未然に防ぐためのポイント
(スタジオ)
海や川での事故を未然に防ぐためのポイントをまとめました。
(1)泳ぐ前に体調確認
(2)天気の変化に注意
(3)ライフジャケット着用
(4)危険な場所を事前にチェック

2番目の「天気の変化」については、自分が今泳いでいる場所で雨が降っていなくても、川の上流で大雨が降っている場合には、水かさが一気に増すことがあります。
広い範囲での気象情報を確認しておくということも必要です。
そして、水遊びをする前には大切なポイントです。深くなっているところなどの危険な場所を確認しておくことも大事です。
「浮いて待つ」方法をお伝えしましたが、遊ぶ前に一度練習しておくといいですね。
※MRTテレビ「Check!」7月20日(水)放送分から