山梨県の丹波山村と山梨市のワイナリーがタッグを組んで新たなウイスキーづくりを進めています。
19日は、去年仕込んだ熟成具合を確認する「樽空け」が行なわれました。

勢いよく叩いて開封されたウイスキー樽。

丹波山村が山梨市のワイナリーと共同で製造しているウイスキーで「鏡」と呼ばれる樽の丸いフタ部分に丹波山村のミズナラを使用しています。

19日は去年3月に仕込んだウイスキーの熟成具合を確認する「樽空け」が行われ、村の職員ら関係者が味や香りを確かめました。

サントネージュワイン(山梨市) 田中良治社長:
「バニラ香が出ていて樽の成分がよく出ている、非常に面白い樽だなと思う」

丹波山村 木下喜人村長:
「次の6次産業と特産品につながって行くことを期待している」

高い品質が期待されるウイスキーは丹波山村の道の駅などで今年7月からの販売を目指しているということです。