カナダ・カルガリーで18日に行われたスピードスケートの世界距離別選手権最終日。女子1500メートルに世界記録保持者の高木美帆(29)が出場した。オリンピックでも2大会連続で銀メダルを獲得した得意の種目で、高木は日本のエースの力を見せて優勝し、前日の1000メートルに続き2冠を達成した。2年後のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪へ大きく弾みをつけた。

北海道出身の高木は2022年北京五輪1000メートル、18年平昌五輪団体追い抜きの金メダリスト。1500メートルと1000メートルでは今季のワールドカップ種目別総合制覇も果たしていている。