JR九州が求めた課題をクリアできるのでしょうか。
熊本豪雨で被災した肥薩(ひさつ)線について、蒲島知事は改めて任期までの残り2か月で復旧への道筋を示したいとしました。
熊本豪雨以降、一部区間で不通が続くJR肥薩線を巡っては2月13日の国・県・JR九州の協議会で熊本県が示した復旧方針案に対しJR九州側は不十分とし、「観光による振興だけでなく、日常利用の創出も検討して欲しい」と指摘していました。

一方で蒲島知事はこれまで今年4月の任期中までに鉄道復旧の道筋を示したいとしていて、きょう(2月16日)の県議会ではそのスケジュールについて問われました。
蒲島知事「クリアすべき課題はあるものの、これまでの鉄道復旧に対する慎重な姿勢から一歩前に進んだ方向性が示された」
このよう述べた上で蒲島知事は今が「正念場」とし、JR九州との鉄道復旧の基本合意を改めて「任期中に目指す」としました。
蒲島知事「私の任期は残り2か月となります。任期中に鉄道復旧に向けた基本合意ができるよう全力を尽くして参ります」

 
   
  













