過去いくつもの被災地を訪れ、被災した住宅の復旧に知恵をしぼってきた建築士が、能登半島地震で液状化による甚大な被害を受けた富山県高岡市を訪れ、現地調査を行いました。応急危険度判定で立ち入りが危険とされ「赤紙」が張られた建物でも修復できると指摘しています。

建物修復支援ネットワーク・長谷川順一さん:
「大変な被害ですね。今そこを通ってきました。もう道路の感じからしてわかります」
建築士の長谷川順一さんは、過去に中越地震や熊本地震などで被災住宅の状況を調べ修復支援のボランティアに尽力してきました。
14日は新潟県から富山県高岡市を訪れ、液状化による被害が甚大だった横田地区と伏木地区を実際に見て回りました。

建物修復支援ネットワーク・長谷川順一さん:
「向こうに調整池がありますから。調整池に引っ張られる形で下がっていますね」
この家の裏にある調整池の擁壁が地震で沈んだことで、周辺の住宅4棟が傾きました。県による応急危険度判定で立ち入りが「危険」とされたことを示す赤い紙が張られていますが―。
建物修復支援ネットワーク・長谷川順一さん:
「家自体は、修繕すれば持ち上げれば、助かると思います。しかし擁壁の直しと家の直しと、調整をとりながらやらなきゃいけないというのは非常に厄介。都市災害特有の難しさが浮き彫りになったと言えると思います」
続いて向かったのは、高岡市の伏木地区。そこにある寺では、液状化により釣り鐘の土台が沈んでいました。














